皆さんは、Nintendo Switch Sportsというゲームをご存じですか。
あの世界的ゲーム、「wii sports」シリーズの正当な続編で、日本では190万本、世界では1000万本以上を売り上げている大人気タイトルです。(2023年9月現在)
このゲーム、wii sportsのイメージから、カジュアルに皆で対面でワイワイ遊ぶゲームをイメージされる方が多いのですが、オンライン対戦がメインのゲームとなっています。
(メニュー画面でも、「世界の人と遊ぶ」が一番上にあります。)
そして、驚かれる方が多いのですが、全種目にいわゆるランクマのシステムがあります。
しかも、Splatoon形式のかなり厳密な仕組みのランクマが。
https://www.nintendo.co.jp/switch/as8sa/about/index.html
このランクマ、画像に映っている通り、Eランク〜Aランクに加えて、その上にSランク、∞ランクが存在しています。
Aランクになると「プロ」として認定される仕様なので、スマブラをやった事がある人なら、その辺りがVIPマッチくらいのラインだと思ってください。
(※なお、東アジア・オセアニア地域において、チャンバラで最高の∞ランクを達成した人は累計で20人前後しかいません。)
【RTA】チャンバラ∞リーグ到達RTAランキング | Nintendo Switch Sports まとめサイト
その中で、私は「チャンバラ」のSランク(S6)を達成しています。
前置きが長くなりましたが、この記事では、そんな、チャンバラを極めた私が、このゲームを極めることの魅力、どんな対戦ゲームよりもアドレナリンが出るやばいゲームなんだぞという話、ランクマに人が少なすぎるという事情などについて話したいと思います。
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チャンバラの魅力
まず、このゲームを極めるのに向いている人ですが、
・スマブラではガノンドロフやカズヤ、その他低%から撃墜できるキャラを使うことが多い
・上手く攻撃が通ったときの気持ちよさで対戦ゲームをやっている
・独自の刺激がある対戦ゲームを遊びたい
このうち、一つでも当てはまる人はこのゲームに向いていると思います。
チャンバラのルールは非常にシンプルです。
wii sports resortでやっていた人なら基本的には同じだと思ってください。
基本的には、
・相手に攻撃が当たると相手を後ろに押し出せる
・相手を場外に落とした人が勝ち
・相手に攻撃が当てられるのは、相手の剣のガードと同じ方向に斬った時のみ
ということが分かれば始められます。それでは、実際に試合を見てみましょう。
ブログ用
— カスタニエ(旧名:気分中一) (@kc1game) 2023年11月20日
#NintendoSwitchSports #ニンテンドースイッチスポーツ #NintendoSwitch pic.twitter.com/VB6SXAIGTb
この試合では、よく見ると私(手前側)は、ほとんど自分から攻撃せずに、ガードしてから反撃で「突き」を繰り出しているのが分かると思います。
そう、このゲームは攻撃に対して防御が非常に強力なのです。
ですが、この映像も見てください。
ブログ用 pic.twitter.com/8aNZhWwxsa
— カスタニエ(旧名:気分中一) (@kc1game) 2023年4月6日
この映像では、私が大技(回転斬り)を決めて、さらに連続で攻撃を当てて一気に相手を押し出しています。
このように、このゲームは時として試合を一気に決めるような大きなプレーが生まれます。
ここまでの説明だと、ただ単に、すぐ決着が着くか、千日手になるかの大味なゲームだと思われる方が多いと思います。
ただのじゃんけんだろう、とお思いの人もいるかもしれません。
確かに、このゲームはスマブラのような対戦ゲームによくある読み合いも多くはなく、お互いに取れる手の数も少ないゲームなのは確かです。
しかし、ここで、このゲームがJoy-conを振って操作するという形式であることがゲームの面白さに大きな影響を与えます。
このゲームはjoy-conを振ると遅延なくキャラクターが攻撃するため、理論上は非常に素早く攻撃することができます。
しかし、ガードを解除してからjoy-conを振るとき、特に、joy-conを別な向きに変えてから振るときは人間の仕様上、どうしてもその直前に隙が生まれます。
その、相手が攻撃する前の隙を見切ってガード方向を合わせたり、逆に、相手のガードが手薄になっている方向を見切って相手に見切られないように攻撃する、というのがこのゲーム特有の駆け引きです。
要するに、他の対戦ゲーム以上に、リアルに動体視力と集中力、そして精神力を試し、ぶつけ合うのがチャンバラというゲームのゲーム性なのです。
ですから、相手の攻撃をガードする時も、ただ棒立ちしてカタナを回しているように見えて、常に緊張感と集中力を持ってやっています。
そして、ガードの方が有利なゲームだからこそ、相手に上手く大技を当てたとき、そして上手くこちらからの攻撃で撃墜できたときの快感は、どのゲームにも代えがたいものがあります。
集中してガードし続けることでゲージを溜め、一気に大技で攻めに転じるという行動の、ゲーム中での圧倒的な強さは、見ているだけでは少々地味ですが、プレイヤーにはこれ以上ない興奮をもたらします。
しかし、運よく攻撃が当たって興奮しても、それに油断してはいけません。
このゲームは一試合が約45秒の試合を2本先取で戦うというシステムなので、試合時間こそ短いですが、それでも、有利な場面や不利な場面で集中が途切れ、ガードが露骨に単調になるなどの現象は頻繁に起こります。(自分だけでなく、相手にもよく見られます。)
そういう意味では、短期間とはいえかなり精神の安定も求められるゲーム性になっています。
それを踏まえて、この映像を見てください。
こういう瞬間に生きる希望を見出だしています
— カスタニエ(旧名:気分中一) (@kc1game) 2023年11月19日
#NintendoSwitchSports #ニンテンドースイッチスポーツ #NintendoSwitch pic.twitter.com/Ayif9fbZou
この映像では、私は大技も含め多数の攻撃をガードし続けて、最終的には上手く大技と、それに続く通常斬りを当てて勝利しました。
最後の場面でこちらから通常斬りを撃つのは、やや相手に反撃される可能性が大きい行動ではありましたが、相手のガードがやや単調気味になっていたことや、相手が格上だったことを踏まえ強気に攻めました。
攻めるだけでハイリスクなゲームで、このようなプレーが決まった時の喜びは他に代えられません。
まあ、実際の戦いでは、ここで紹介した以上にも様々な仕様(回転斬りは縦か横にしか撃てないとか)が絡んで、ある程度は奥深いことも考えて戦うわけですが(とはいえスマブラなどに比べればはるかに覚えることは少ないはずです)、それ以上にこのような刹那の駆け引きと、その興奮を求めて私はこのゲームを遊んでいます。
極めている人少なすぎ問題
(ここに書いてある話は、最上位に行ったときに起こる問題です。今から始めても、ランクマッチのAランクに上がるまでなら問題なく快適に楽しめると思います。)
ですが、このゲームには一つだけ私が困っている問題があります。
それは、対戦相手が見つからないことです。
このゲームは、そのカジュアルなイメージに反して、ランクマッチが非常に厳密な仕組みになっており、ある程度ランクが離れた人とは一切マッチングしません。
そして、私がランクマッチに潜ると、基本的にほとんどマッチングする事は無く、botが現れます。
さらに問題なのは、このゲームはカジュアルマッチでもある程度実力差が考慮される仕様になっているため、カジュアルマッチに切り替えても同じことが起こってしまいます。
switch sportsの他の種目、特にサッカーとバレーボールはある程度コミュニティの動きが活発で、最上位の人たちによるオンライン大会なども開かれているようなのですが、チャンバラに関しては残念ながら他にやっている人をたくさん見つけるのは難しい状況になっています。
そういう訳で、今のところ、こんなに面白いこのゲームを極めてランクマに潜っているアクティブユーザーは、東アジアに数えるほどしかいない状況になっています。
私は全然他の対戦ゲームは強くありませんが、このゲームではここまで来ることができました。
スマブラでガノンを使ってvipに入ってる人なら、絶対このゲームで強くなれると思っています。(ちなみに自分はVIPに入ってません。)
この激アツな興奮と快感を味わえるゲームを、皆さんも是非、やってみませんか。
なお、チャンバラの攻略方法で聞きたいことがある方や、対戦したい方は是非私のTwitter(X)にDMやリプライを送ってください。
そんな訳で、今日も私はランクマに潜って、botを狩って少しずつランクを上げていきたいと思います。
ありがとうございました。
サムネ用
キャラの可愛さも、switch sportsの大きな魅力だと思っています。