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一挙配信中!!アニポケ新無印の見てほしいエピソード・すきポイント紹介(1-17話)

 久しぶりの更新になりましたが、気分中一といいます。(ポケモン記事らしく最初に名乗っていくスタイル)

 皆さんは今、アニポケって見てますか?
このブログを読んでいる方なら、勿論見てますよね!!
…そう、新無印こと、テレビアニメ「ポケットモンスター」の話です。

今回は、なんとこの新無印が、youtubeで一挙配信開始ということで、このシリーズの魅力と、配信中のエピソードの中で、特に是非とも見て欲しいお話を紹介したいと思います。

 

 

2021/3/17追記

22話までの無料配信が再び行われています。

 

 

皆もアニポケ、見よう!!

 

この記事は、URLもしくはサイト名を明記して頂ければ、自由に内容の掲載、収入があるまとめサイト・検索サイト等へのリンクの掲載、及び、その他の著作権法上の「引用」と認められる範囲の利用が可能です。あらゆる許可は必要ありません。ただし筆者は一切の責任を負いません。具体的な条件はこちら(外部サイト)


新無印ってどんなアニメ?

>最強の王者、ダンデとのバトルを目指すサトシ、
全てのポケモンをゲットし、ミュウに辿り着くという夢を持つゴウ、
これは、そんな二人の日常と冒険を描く物語である。
(各話のOPより)

 という訳で、今回は新たな主人公としてゴウが登場し、二人でポケモン世界のさまざまな場所や地方を訪れてバトルをしたり、ポケモンと触れ合うという内容になっています。

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詳しい話の概要は見れば分かるので、どんな所が面白く、また過去作と違うかをここで紹介したいと思います。

ポケモンは側にいる!近年のポケモンらしいワクワクする世界観

 近年のポケモン界隈では、ポケモンGOのヒットや、各ゲームシリーズなどでの様々な描写、機能の増加により、ポケモンと人との関係性や、ポケモンが住む世界の豊かさがより細かく表現されるようになってきました。


Trainer Battles Are Here!

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https://youtu.be/4tU_D0e2auE


 こういうの、やっぱり昔からポケモンの色々なものに触れてきた自分にはとても嬉しい事なんですけど、それ以上に色々なゲームとか、物語の世界とかを想像してきた人として好きな要素です。オタクは皆好きなんじゃないですか(偏見)。でも、このような供給が、大規模な形で見られるのは今のポケモンならではだと思います。

 少し長くなりましたが、新無印は現在のこのようなポケモン世界観を汲み、過去作に比べて、ややリアルなポケモン世界が表現され、そこに住むポケモン達の個性も生き生きと描かれるのが最大の特徴だと思います。


一話一話で際立つポケモン達の個性、そしてポケモンと生きる人達

 これも、上と同様、近年の世界観の話とかになるんですが…
今作は、「ポケモン達の個性」や「ポケモン概念」を扱った話が多くなっています。
ポケモンというのは、もともと膨大な要素があるコンテンツで、各シリーズ毎に変な進化方法のポケモンとか、後にも先にも無い特徴を持ったポケモンが居たりする作品な訳なんですが、それらの扱い方がとにかく上手なんですよね。
今作は一話完結に近い構成となっているのですが、それにより、一話の中でポケモン達と登場人物の関わりなどがより分かりやすくまとまっていると思います。

一話完結


 上の項でも少し書きましたが、やっぱりこれは大きな要素ですね。これまでと異なり、しばらく見ていなくても好きな話から追いかけられるようになりました。
Youtubeで毎週無料で見逃し配信が行われるのも相まって、非常に追いやすいアニメシリーズになったと思います。
それでも、話はちゃんと続いてるし、これまでに捕まえたポケモンはみんな研究所に居るし、そこら辺を見るのはとても楽しいです。


こんなところでしょうか。こう書くと過去作とは結構違うようですが、主人公が増えてもサトシはバトルが強い格好いい先輩だし、そういう所は良いですよね。


おすすめ回の紹介

 という訳でようやく本題ですが、おすすめの回の紹介です。
個人的には次のような感じ。(数字を押すと各話を見られます)

1ピカチュウ誕生!」
9「あの日の誓い!ジョウト地方のホウオウ伝説!!」
11「コハルとワンパチと、時々、ゲンガー」
12ダイマックスバトル! 最強王者ダンデ!!」
15「雪の日、カラカラのホネはどこ?」

それから、暇だったら
2「サトシとゴウ、ルギアでゴー!」
13「サトシ対ダンデ!最強への道!!」
16「呪われたサトシ…!」

も見てください。

次項目では各話の紹介をします。

1.ピカチュウ誕生!

youtu.be

(子供向けだからか分かりませんが、何故か今日は上手くyoutubeの動画が表示できませんでした。)

 第一話です。サムネとタイトルの通り、サトシのピカチュウピチューだった頃の話が描かれます。
ポケモンをやった事をある人なら知っている通り、ピチューってトレーナーになつくことで進化するポケモンなんですよね。それってどういう事なんだろう?っていうのはなんか、二次創作界隈でも定期的に話題になってる気がしますが、このお話では非常に、「新無印らしい」形で描かれたなあと思います。
最初に見た時はなんでこの回から始まったんだろう…みたいに思った人もいたかもしれませんが、今見るとすげえ新無印感満載な回です。(なんかアニポケの一話ってイレギュラーな展開とか話で始まるパターン多いな……?(分かるんだけどね))

 それから、この話では幼少期のゴウも登場します。彼がどんなキャラクターであるかもこの回で知ることができます。

9. あの日の誓い!ジョウト地方のホウオウ伝説!!

 アニメにおけるホウオウといえば、無印(初代)アニポケの一話でサトシが旅に出た日に姿を現したポケモンで、その後も何度か回想などで登場し、サトシがポケモンマスターを目指す夢の象徴としても扱われました。

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https://youtu.be/-cMFTGPphmQ


その代わり、そんな回想以外ではほとんど話題になることもほとんど無かったポケモン……だったのですが、今作では早々と9話でサブタイトルになりました
この話では、ホウオウの目撃情報を聞いた二人がジョウト地方のスズの塔まで行ってホウオウを探します。
 ホウオウという特別なポケモンを通じて、サトシやゴウ、そして登場する人たちの想いを分かりやすく表現した良い回です。
今までは本当にそのゲームが出ている世代でしか見る機会が無かった各地の地方に行って、地方ごとの風景やポケモンを見られる今作の良さも感じられます。
ムウマってシロガネ山くらいにしか居なくない?とかいう話は知らない)

11. コハルとワンパチと、時々、ゲンガー

youtu.be

 サトシとゴウが住んでいるサクラギ研究所にいるメインキャラクター、コハルのお話です。

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これまでのポケモンの登場人物の多くは、サトシや博士などのように、ポケモンバトルが好きだったり、ポケモンと一緒に仕事をしたりと大部分がポケモンと積極的に関わって暮らしている人でした。
でも、コハルはワンパチのお世話はしてるけど、同年代のサトシやゴウとも違ってそんなにポケモンに興味があるという訳ではないんですよね。
それから、彼女はリアルな学校に通っています。これも今までからするとかなり凄いシーンだと思います。
 そんな彼女が、どんな風にポケモンについて考えているのか、どんな生活をしているのかという話がこの回になります。

 

彼女たちの、そして私たちにとってのポケモンという存在って何でしょう?って回です。
新しい世界観の中でも随所に詰まっているポケモンらしい要素が非常に好きですね。


12. ダイマックスバトル! 最強王者ダンデ!!

youtu.be

 ガラル地方回です。ぶっちゃけ、ここで紹介した中ではそこまでストーリーがある回ではないですが、やはりポケモン剣盾というゲームを遊んだ人にとってはとても嬉しいアニメ化でした。
ガラル地方の回は初めてではないですが、この回ではダンデと、ダイマックスポケモンによるバトルが初めて登場しました。とにかくこのガラルのスタジアムの雰囲気がちゃんとアニメになってるなという回ですね。
 剣盾をやってない人は、この回を見て早くやりましょう。


15. 雪の日、カラカラのホネはどこ?

youtu.be

 新無印の中でも、個人的には5本に入るくらいに好きな回です。
まず、このリアルな公園の中でポケモンが暮らしていたりする感じが凄く良いんですよ。
 そして今回は、ゴウがこれまでに捕まえてきたポケモン達がたくさん登場します。
最初の所であまり説明していませんでしたが、今作ではゴウは、ポケモンGOのように、各地で毎週沢山のポケモンをゲットしていきます。今までのアニメでは、サトシはゲームのようにポケモンを弱らせてボールを投げることはあまりせず、ポケモンと仲良くなったりする事でゲットしてきたので、そこは大きく違うところです。

 

でも、それでも捕まえたポケモン達は大切な仲間だし、色々なポケモンをゲットすることは出会いなんですよね。このお話では改めてその事がよく語られます。

 

まとめ


 こんな所でしょうか。
 まとめると、新無印という作品はとにかく、ポケモンコンテンツ全体の面白いところ、楽しいところが詰まっている作品だと思います。もしポケモンをあまりやってなくても、少し見れば結構面白いんじゃないかなと思うし、ポケモンが好きな人には凄く面白いと思います。
是非見てください。

 

 

次の記事

kc1game.hatenablog.com

 

【布教?】僕が大好きなサイト,「伝説のスターブロブ2」の話をしよう

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今日は、「伝説のスターブロブ2」の おはなしを しましょう。

 

 

 なんだか、マリオの関連作品にありがちな導入ですが、このブログの記事は毎回こんな感じで始まってる気がしますね。

 

このブログは僕が好きなコンテンツについて話し、皆さんに伝えるのを目的に作ったんで大体そうなりがちなのですが、今回はゲームそのものなどではなく、僕が小学生の頃から見ていて、今では毎日見るくらいに大好きなサイトを紹介していきたいと思います。

 

 …何で今まであんまりしなかったかって?

うーん、わざわざ全部言ったら結構長くなりそうだし、読みたい人だけ読んでください。↓

まあ、まず勝手にするのもなんかあれかなあと思ったし、昔はそんなに周りにこういうのが好きそうな人もいなかったし…

それにやっぱり、このサイトに毎日行くとはいったけど、それはただ単にtwitterの人の呟きをいいねしたり、youtubeの普通のチャンネルを見たりするのとは(自分としては)かなり違う印象でした。

なんというか、このサイトは、あきれかえるほど へいわなほし で、そこで管理人さんが好きなことをずっとされてる(そして、熱心な支援者の方がそれを支えてる)という、やわらかいけど安定した場所なイメージだったので、別に言うものでも無いか…と思ってました。

最新のアイドルみたく、そんなにファンの界隈を作って大きくどうこうするものでも無いと思ったし。

 でも、時は2020年、ネットでの趣味の在り方とか、その他色々なことが全然1,2年前と変わってきてるし、それに、そもそもこんな、辺境のオタクしか読んでないようなブログなら別にいいよね、という事で今回は頑張って書いていきます。

そして、少しでも多くの方に興味を持ってくれたら嬉しいなと思います。

・紹介

hakuda2.web.fc2.com

 とにかく、これがそのサイトです。

どうでしょうか。もしかしたら、本当にこういうサイトを久しぶりに見たとか、そもそも個人サイトを100億年ぶりに見たという人もいるかもしれません。だけど、ここは今も進み続ける最先端のサイトなんです。

 

 最初に説明すると、トップページを見て分かる通り、ここは管理人のしづきさんが管理するゲーム攻略サイトであり、ゲームの没データ、マニアックなネタや情報を紹介するサイトであり、実況プレイイラストその他の二次創作物一次創作物小説、そして管理人の日記が並んだ「家」です。

僕はもう、どちらかというと隠れたお城のようなものだと思うのですが、ここでは皆さんは「ホームページ」という言葉を古い意味でも使う事ができるでしょう。

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Jonathan SautterによるPixabayからの画像

 本当に膨大な要素があるサイトですが、どれもこれも、しづきさんが好きな事を突き詰めた結果出来たものなので、とても見ごたえがあります。

(多分)特に有名なのはゲームの没データやバグ技なので、そういう意味では「ゲームのサイト」と言えると思います。実際、非常にゲームへの熱意に溢れたサイトなので、ゲーム以外のコンテンツでも、ゲーム関係の要素をたくさん見ることができて楽しいですよ。

 

…もう一通りの概要は言ったのですが(言葉で説明できることはそんなに多くないし)、折角なので、次以降の項目では、サイトのいくつかのコンテンツを紹介しながら自分が好きなところを語りたいなと思います。

あんまりこんな機会も無いしね。

・バグ技&没データ

 やはり一番有名であろうと思われるコンテンツの一つです。自分もこれをきっかけでこのサイトを知りましたし、かなり多くの人がそうではないでしょうか。

 様々なゲームを取り扱っていますが、特にポケモン赤緑、金銀については圧倒的な情報量を持っており、今でも有識者の間では有名なようです。

バグ技では、壁を抜けたり、ミュウを釣り上げたり、画面をかいめつさせたりして、没データでは、とにかくありとあらゆる気になるポイントを、文明の利器を使ったり、時には気合で頑張って調べたりして解き明かしています。

他のゲームに関しても、ここにしかない興味深い話を、豊富な情報をしづきさんのコメントと共に読むことができます。

 

…こういう話が好きな方には本当に一度読んで欲しいサイトです。最近はRTA視聴とか、ニッチな趣味の人口も増えてると思いますし…

バグ技や没データを載せてるようなサイト自体は他にも少なくはありませんが(多くも無いけど)、個人的にはここは、単なる技術だけによらない、根気が感じられるような情報とか、結構マイナーなゲームの重大な情報とか、そういうのを見るのが好きです。

 

自分はおいでよ どうぶつの森ポケモンでバネポンのページが好きです。

・攻略ページ

 ぶっちゃけ割と、結構バグ技とかの延長線上にある項目ですが、このサイトの個性が出ているのが好きなところです。

主に、しづきさんが好きなゲームのマニアックな情報がたくさん掲載されています。

普通の攻略ページが存在しているのは、主に(書かれた時に)他に攻略ページが無かったゲームとなっています。

2020年にも久しぶりに、SFCのゲームの攻略ページが新しく出来ました。

 

本当に、「他にはない情報」と「好きを突き詰めた結果」が出た感じのところです。

 

switchで無料でソロモンの鍵が遊べるので、結構このページを見ながらプレイしています。初めて普通にゲームを攻略するのにこのサイトを使った気がするなあ。

 ・実況プレイ

 まあ、なんと2007年からゼルダを実況してる人です。ゼルダ以外だと、初代ポケモンのバグ実況で昔どこかで見た人もいるかもしれません。

しばしば、突然謎の動体視力を発揮したり、横っ飛びで壁を抜けたり、何回このゲームやったんだろうというような動きが見られたりします。

 そういえればしづきさんは女性の方なのですが、しゃべるのもお上手で、歌ってみたもお上手な方です。実況プレイでも急に歌うよ。

今はyoutubeとニコニコに動画がありますが、サイトの実況のページからはどちらも見られます。

・小説

 他のコンテンツが有名なんで、意外とサイトを長年見てる人も読んでないんじゃないですか?僕が言うのもなんですが、やっぱり、このサイトの一次創作として是非読んで欲しいなあと思います。サイトURLの元だし。サイト愛読者の人は本当に読んで。僕は今年読みました。

 常に元気を分け与えるこのサイトの中では結構シビアな展開もありますが、ある意味サイトの他のコンテンツ以上に、本当に凄くゲーム好きなんだな、というのが感じられるコンテンツだと思います。

完結、応援しております! 👏

・結論

 何だかんだで結構長く書いてしまいました。これを書きながら、サイトの良さをどうやって文章で書けばいいんだろう、ということを考えるのと一緒に、なんでこのサイトが特別好きなのかな、ということをずっと考えてました。

 結局やっぱり、他の場所では中々見つけられない面白い記事の数々と、ゲームが大好きな方がずっと自分の好きなことを続けられているところ、それから、いつも変わらない佇まいで、明るい気持ちにさせてくれるところ、に他にない特別さがあると思ったからでしょうか。

一ファンとしては、ずっと、このサイトが変わらず、上のようなことを全力でされてることに、とても安心します。

それが一番特別な感じがするなあ。

 

 

 そんな訳で、今日は僕が大好きなサイトの紹介をしました。

これ本当に布教記事になってるの?という気もしなくもないですが、でも、頑張って好きなところを書けたので、それが伝わってくれる人、僕が好きな物を知ってくれる人がいたらいいなと思います。

 

それと、今日はずいぶんと沢山私情とか、色々な話とかをしましたが、個人的には、これからもスターブロブは今までと変わらず、近くというより遠くから気楽に応援して、そして時々twitterや周りの人たちに宣伝していこうかなー、と思っています。

きっと変わらず、好きで居続けると思います。

絵とか描けないし、普通の閲覧者だしね。

 

最後はなんて締めればいいのかなあ。

 

 

 

面白そうだと思ったら、少しでもお家を覗きにいってやってください。

もし気に入ってくれたら、ときどき訪れてあげてください。

hakuda2.web.fc2.com

 

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Free-PhotosによるPixabayからの画像

BWからポケモンを始めた自分の、当時の感想とかの雑記

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当時の記録。ジャローダなんて居なかった。

 

 今日は、このブログを読んでる人の多くが遊んでいるであろう、ポケモンの話です。ポケモンというと、やっぱり、今もネットを見ると初代から始めたとか、GBAから始めたとかそういう人が多くて、BWから、という人はあんまり居ないんですよね。

 僕は10年近く前、周りの友達とかがDPを遊んでるのを見て、BWからポケモンを始めました。小学4年生くらいの時ですね。

 そういう話をすると、結構、どういう印象だったの、というようなことを聞かれたりするので今回はその時のことを、項目別に振り返りながら色々まとめたいと思います。

 小学生の時に感じたことは青字にしました。

 

この記事は、URLもしくはサイト名を明記して頂ければ、自由に内容の掲載、収入があるまとめサイト・検索サイト等へのリンクの掲載、及び、その他の著作権法上の「引用」と認められる範囲の利用が可能です。あらゆる許可は必要ありません。ただし筆者は一切の責任を負いません。具体的な条件はこちら(外部サイト)

・BWのポケモンの印象は?/ポケモンらしさについてどう思う?

 

 まあ、そりゃあBWから始めたからBWのポケモンに違和感があったりという事は特に無かったですね。その後のシリーズのデザインも、自分はあんまり何も。(そこは、ずっとポケモンをやってた人と何世代か離れた人とかでも違うと思います。)

過去作のポケモンは、ポケスマや昔の映画の放送などで知ることができました。その時は、それについて特に何も思わなかったと思います。(昔のやつだから、昔出たポケモンが出てる程度。)

 

BWのポケモン、やっぱりBWらしさは凄くありますよね。ギギギアルランクルスみたいな人工物っぽいデザインのポケモンって、動くドット絵もそうだけど、3Dとかアニメとか、格好よくアクションさせられるような媒体で凄く映えるようなデザインだと思います。*1あとペンドラーとか、なんとなく格好いい感じのポケモンは多めかもしれませんね。サザンドラポケモンらしい格好良さだなーと思います。

それから、「こんな生きものが生活に居たら面白いよね」みたいな気持ちを詰め込んだ感じのやつも多いと思います。名ピカでタブンネが「人型で表情が分かりやすいポケモン」という立ち位置で採用されたり、バッフロンバチュルが居たのは凄く嬉しく思いました。それらって、いわゆる「強いポケモン」とか「何かの形で大活躍するポケモン」みたいに想定されてはいないと思うんですが、ああいう形の創造を膨らませるのにはとても適したポケモンだというのはずっと思ってたので。

ちなみにクラスの人でポケモン知ってる人は、大体皆ポケモンいえるかな言えました。

 

 大体そんな感じです。結局のところポケモンって、世代ごとのデザインの傾向とかは絶対あるけど、全体として見れば、一つの集団としての違和感はあまり無いように思いますね

 その時その時に合わせて変わっていくのが当たり前のコンテンツなので、個人的には、なんか、「実は変わっていないんだよ」みたいなアプローチで、巷(ちまた)の言説に対抗しようというのは、どちらかというと好みではないなと思います。*2

 

・ストーリー 

 もう大体前に話したのですが、当時から、特別シナリオが良いという感想はあまりなかったですね。(悪いという訳ではなく、あまり何も思わなかった)当時から、なんか、勝手にプラズマ団と一緒にポケモンを開放することまで悪いことにされたけどどうなんだろ…みたいな話は(真面目にではないけど)友達とした記憶があります。

 今ある程度最初からやり直してるんですが、要するに、ポケモンとの関係がどうあるべきか、がテーマであり、ポケモンと人は一緒にいるべきだ」というのが回答(作者が伝えたいと思われる"結論")であるにも関わらず、その理由(根拠)は台詞でしか説明されないため、プレイヤーは実感することができないんですよね。

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ポケモンを通じて話すのは素晴らしいが、ゲーム内ではなく外で実感する要素である。

 何か言いたいことを伝える、という形の作品であるとはいえ、これは説明文ではなくて物語で、しかもRPGであるので、やはり主張を補完するための具体的な体験、などが必要だと思うのですが、このゲームはシナリオの中ではそれを行わずにゲーム外体験や、過去作からのポケモン文脈に任せているので初めてポケモンをやって理解するのは大変難しいと思われます。テキストのみで議論が行われる結果、twitter上でしばしば目撃される、掴みどころのないエンドレス議論*3のような様相を呈していると言えるでしょう。

(この文章も、読者皆がこの概念を理解できることを前提としているので、twitterをよく知らない、という人は普通に無視したほうが良いでしょうね。)

 

 

 

 

 個人的に考察した事を分かりやすく書いたら大分ひどい感じになってしまいましたが、でも、このテーマ自体は今は本当によく共感(意味を理解して賛同すること)できる内容だしBWでこの話をポケモンというRPGのシナリオのメインテーマに持ってきた事自体は凄く良かったと思います。

そのお陰でファンもポケモン側も、より真剣に、リアルな世界観を持ってポケモンと向き合っていこうという風になったと思います。

XY、サンムーンのゲームの中でも、何とか新しい方法、より良い方法でポケモンと人との関係性を表現しようという努力が感じられましたし、個人的にはサンムーン辺りである程度、ゲーム内においてそれを表現できるようになったと言えると思います。

 世間的にも、色々な趣味の多様性を重んじようという時代になってきて、対戦でも、それ以外の分野でも大人がたくさんポケモンで遊んで、話をしてというのが普通になって、テーマ的には遂に時代が追いついたと言えるのではないでしょうか。

・ゲームバランス

 "バランス"自体は良いのですが、やはり使えるポケモンなどの自由度は以降の作品と比べると少なく感じました。

最初にやった時も、割とあっぷあっぷな感じでパーティをやりくりした…(最終的に種族値や技の通りが良いダゲキエモンガがずっと無双した)という記憶が少しあります。

 

今改めてやっていると、どれだけ頑張っても、ヒウンジム辺りまでは使えるポケモンの選択肢がかなり限られるように感じられます。あと、大きな問題としてクリアレベルが低めなのに進化レベルがやたらに高いポケモンが多いんですよね。

8個目のジムの手持ちがlv41-43なのですが、BWのポケモンはlv30台くらいで進化するものが非常に多いので、結構そこら辺まで行かないと進化しないんですよね。

しかも、しんかのきせき の関係か進化前がかなり弱めのポケモンも多いので、なんというか楽しく好きなポケモンを使ってクリアするには大分根気が必要なゲームだなと思います。

それらの高レベル進化ポケモンは、バランス調整のためか相手も終盤まであまり使ってこないので、150匹ポケモンがいても結果として一部のポケモンを何度も見る…というのは多いかもしれませんね。*4RPGとしては悪いことでは無いと思いますが、新ポケモンにあまり馴染めないという意味では勿体ない気も。

それからツタージャの弱さは本当にどうしようもなかった。

 

 

・UI、当時や今どう思う?

 なんか小学生の時にやった時は、ずいぶんと操作しにくいような印象だったのですが、今やるとそこまで何も思いませんでしたね。慣れたからでしょうか。

(XY以降はそこまで劇的には変わってないからな……)

メニューの項目を開いてから、Xを押さずに戻ると無駄に時間がかかりますが、かばんを開くまでにかかる時間とかは意外と剣盾と大きく変わりませんでした。

今のポケモンとの違いで気になったのは、ボックスがあまりにも酷いのと、かばんのアイテムが、種類順に並べられない(シルバースプレー、ゴールドスプレーなどは五十音で並んでいる)ところでしょうか。スプレーは使用頻度が多いので、毎回バッグを開けて探すのは面倒でしたね。(連続使用はBW2から)

それと、捕まえたポケモンの強さとかはポケモンセンターに戻らないと一切分からないのが面倒ですね。それから、この時はスクロールする際にスクロールバーをタッチする必要がありました。

 

あと、Lを押しながら技を選択すると技説明を見られるのが隠しコマンドなのは非常に面白いですよね。(XYまで隠しコマンドだった)

サンムーンで画面に表示したら、「何で1ボタンじゃないんだ!」っていう事でピカブイでYボタンになったのは正しいので良かったです。

多分、色々やり込んで何十時間もプレイしたら大分違うと思うのですが、今のところはこれくらいしか思い出せませんでした。

何かとUIが複雑になりがちなのはRPGの宿命ですが、これからも細かいところから良くなって欲しいなと思います。

・ゲームシステム

 これもちょっと話題に上がったので、ちょこっと。さっき、序盤のポケモンが限られる話をしましたが、少しずつ色々なタイプのポケモンが出ることで、タイプ相性を少しずつ理解できるのはRPGとしては凄く良いなと思いました。1つ目のジムでは三猿を使って攻略して、二つ目では自分で格闘ポケモンを捕まえるのも良いと思います。それにしてもタイプ相性を説明するだけのための"モンスター"として三猿を用意するのは凄いと思う。

子どものために、分かりやすい一本道のマップにしたようですが、今のゲームと比べると行き先の分かりやすさはあまり無いなとかは思いました。「リバティピアのはとば」ってどこ?まず「はとば」って何?*5

 

次の街に行けない以上、本当に分からなくなって詰む要素が無いのは良いですね。

システム的な話では、個人的にはそろそろ、物理技と特殊技の違いをどこかで教えてくれても良いとは思うのですが。(剣盾でもNPCの台詞にしかない。)

・ドリームワールド

 これは…全然やらなかったですね。

攻略本に結構詳しく書いてあるのですが、ゲーム内でのメリットは本当に夢特性ポケモンやアイテムを入手するだけなんですよね。

パソコンで遊ぶゲームは、パソコン室で遊べたから遊んでいただけで家ではほとんど遊んでなかったのでそんなに興味がありませんでした。

夢特性ってぶっちゃけ対戦以外で使わないし、どういう風に遊ばれる構想のサービスだったんでしょう。実際に遊んでないので何とも言えないですが、面白そうだなって思ったことをそのまま、面白いから搭載するのはポケモンっぽいですよね。

 

・まとめ

ポケモンは変わっていくものなので、デザインとかにもあまり何も思わない。

・BWのシナリオは、ゲームの中で主張を補強して完結できなかったことは良いとは言えないが、その後のポケモンというコンテンツの発展には大きく貢献したのではないか。

RPGとしてのゲームバランスは良いが、後の作品と比べると自由度の低さを感じた。

・おわりに

 こういう記事をわざわざ書くのも最初は気が進まなかったのですが、誰かが何か、ここから感じられることがあったらいいなと思って最後まで書きました。

ポケモンというのがずっと繋がって続いていて、たくさんの人に引き継がれていっているコンテンツであるという事は今までも、これからも変わらないことだと思います。

その中で遊ぶ人や、内容の移り変わりというのはあるけれど、その流れの中でも、ずっとポケモンが人と人とをより繋げるもの、より誰かを理解できる方法の一つであったなら、良いなーって僕は思います。

 

追記

 質問等があったら、またこの記事に書き足したいと思うのでこのツイートにリプライしてください。

*1:でも、BWの時はあまりそういう機会は無かったので、そこは若干寂しい気もします。剣盾のギギギアルは良かった。

*2:対抗するのが主な趣旨では無いのは知った上での感想。

*3:twitter上で行われる議論全てではなく、主に、お互いの立場や前提条件が違うのに、その違いを無視したまま一方的に自らの主張を送り付けるような"議論"について述べていることに注意して欲しい。テキストのみで相互理解を行うことは大変難しいのだ。

また、現実世界にはどちらが正しいと決定できない問題も多いため、そのような議論をして決める必要がある事もあるが、このゲームはそのような事を言いたい訳ではないように思われる。

*4:ジムリーダー等が多く使ってくるのは、もうボス用ポケモンとして割り切っているのでしょうか。サザンドラは有名ですが、他にもヤーコンのドリュウズやシャガのオノノクス等も改造(進化レベルより低いレベルでの使用)なんですよね。

*5:恐らく、サンムーンのように常に画面に行き先を表示するゲームの発祥がレイトンとかその辺りのDSソフトなので、ある程度仕方はない。

オタク的視点から語るbotwの面白さ(前編・ウツシエ図鑑と自然環境)

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サムネ用

 皆さんはゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドというゲームを知っているでしょうか。まあ、switchを買ったら必須のゲーム、アクションゲームの歴史を変えたゲーム、永遠に終わらないゲーム……と様々なところで色々な記事が書かれてた作品なので、知らない人はあまり多くはないでしょう。もし、どんなゲームなのかあまり知らない!という人がいたら、まずは是非この動画を見てからこの記事を読んでください。

youtu.be

発売からもう3年が経つゲームなのですが、今でもtwitterでは各種界隈が賑わい、売れ続け、ゼルダシリーズでも圧倒的な評価を受けています。

そんな訳で、基本的なこのゲームの魅力みたいな話は大体既にされているので、今回はちょっとマニアックだけど僕が特に好きで、あと他ゲームのオタクとかにも勧められそうな要素を紹介していきます。

ちなみにこの記事は基本的にシナリオとかのネタバレ無しです。(発売前情報や開始10分で分かる話とかの範囲)

 

前編では、このゲームの「ウツシエ」の要素と、そこから見える自然環境の美しさについて書きます。

・ウツシエのこと

 このゲームをある程度進めると、主人公リンクが持つ端末に「ウツシエ」の機能が加わります。写真を撮って保存する、要するにカメラですね。でも、これにはもう一つ役割があって、何と魔物や動物、素材などを撮影すると、その情報を記録することができるのです。そして、それを集める図鑑までしっかり用意されています。

かなり種類があって動物83種*1魔物78種*2、その他素材や武器などが224種で計385種あります。

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長いやつは結構長い説明文がそれぞれについています。

まあこれ、見ての通りポケモン図鑑のような形なんですが、写真を撮って図鑑を埋めるというおまけ要素はかなりこのゲームにかみ合ったものになっていると思います。

意外と結構近寄らないと判定されないものも多いので、逃げやすい生きものを撮る時は音がしにくい装備を着たり、特定の天気でしか見かけない生きものを探したり……

あるいは、図鑑を集めようと思っていなくても、遠くから見て「あの生きものなんだろう!」っていうのを見つけてウツシエを開くなど色々な活用方法もある遊びになっています。

 

これができるのは、このゲームが本当に多彩な自然の風景を再現していて、それらが作り込まれているからだと思います。

これって、一見するとゲームそのものの面白さには関係ないようですが、ただここまで作り込まれているとそれを見ること自体が楽しめるものになってくるんですよね。

グラフィックはいわゆる完全なフォトリアルではないものの、むしろそのようなグラよりも自然の美しさを上手く切り取っているとも言われています。

 

あまり長い言葉で語るのは難しかったので、次の項目では自分が好きな動物の写真を簡単に解説しながら流していきます。

・動物たちの様子

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このゲームで最も多く見られる動物の一つ、サギです。やや乾燥した場所から水が豊富な場所まで、至る所に生息しています。*3このゲームでは100年前に一度滅び、荒廃した世界を冒険することになるんですが、荒廃して人が居なくなったところに水鳥が多く渡ってくるのって結構リアルなんですよね…*4実際に、このゲームでは頻繁に空に渡り鳥が飛んでいる様子を見ることができます。

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一通りこのゲームをやった人にとっては親の顔より見た光景。

これ、ちゃんとV字隊列を成して飛んでるのが偉いんですよね。(※大型の渡り鳥が飛ぶ際によく見られる隊形。Vの先端のほうが前)遠景にしか出ないから中々よく観察できないんですが、大きさなどから見ると、これも少なくとも水鳥のような鳥なのは確かなようです。

 上は、動物にエサを与えたときの動画です。この他の動物もそれぞれエサに反応してくれるのですが、どれも挙動が非常に凝ってるなと感じます。

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よく見ると、歯とかは結構細かく作られています。

 これは、雪山にいる時稀に出現するクマです。撮影するために自分から頑張って
探したのですが、やっぱり探索中にこれに不意に遭遇するのは本当に怖いです。

一度見つかってしまうと、基本的には逃げるか倒すかの二択になってしまうので、かなり緊張します。絶妙な出現率の低さも本当にリアルな感じで好きです。

 

  このカエルは、池に「電気の矢」を放ってしびれさせた後に撮影したものです。

よく見ると、ちゃんとピクピクしているのが分かります。カエルはこのゲームに二種類いるのですが、モーションも少しずつ違うので比べてみるとより楽しいです。

 

他にも、このゲームには様々な生き物がいます。連続した世界で自然な形で様々な地方の動物を見られるのはとても面白いです。

また、今回はあまり紹介できませんでしたが魔物にもすごく沢山の行動パターンがあって、こちらも楽しいものとなっています。

・環境の美しさについて

 このゲームでは、冒険する環境そのものも非常によく作られています。公式サイトに載ってる感想ページに「映像と音と体験が融合した芸術」というコメントがあるのですが*5、その通り、ただ奇麗というだけではなく、ゲームの世界が自然に感じられるようにプレイヤーの行動に沿って、足音、環境音、BGM、エフェクトなどが様々に変化していきます。

ゲームには雪山、広大な平原、砂漠、火山、熱帯雨林などが登場するのですが、それぞれの環境のそれぞれの要素を説明することはできないのでこの記事では「雪の表現の素晴らしさ」について話します。

既にこのゲームをプレイした方もあまり知らないこともあると思うので、是非読んでください。

・botwの雪の素晴らしさ

 ええとまず、自分は北海道にずっと住んでいるので毎年冬には雪が深く積もる中生活しているのですが、このゲームの雪は100点満点の表現と言っていいのではないでしょうか。

簡単に言えば、雪の表現が繊細で、パターンがものすごく多いんですね。まずはこの動画を見てください。

youtu.be

かなり画質が劣化してるので奇麗さが分かりにくくなっているのですが、リンクが前に進んでいく動きに合わせて、(画面を見て)手前の方の雪がこちらに向かってくるように見えます。これを正確に表現するのはかなり難しいことだと思います。*6

あと、一応動画の後半の方では、雪の降り方が異なるエリアに移動して、少し穏やかになっています(実機だと背景のエフェクトも微妙に変わってるのが分かる)。

そして、高所での雪の視界の悪さが凄くリアル。実機ではもっと奇麗な霧がかかった感じになってるのですが、とにかく、視界が悪い時白ではなくて、若干緑がかった色になるところとか(流石にこんなに緑にはならないけど)相当研究を重ねて作られたと思われます。

イメージはこれ。

weathernews.jp

 

 次に、同じ場所で半日くらい雪が降り続ける様子を眺めてスクショを撮ったものがあるので見てください。

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右下に時間が表示されています。

 まずは3時頃。雪の降り方にしてはちょっと暗すぎる気はしますが、まあ高所とか、山に囲まれた場所ならこういう事もあるでしょう。先ほどと同じくやや緑がかった色になっています。

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次に5時頃。空が暗くなって、あと日が沈む頃なので、雪の色は少し温かみがある感じになっていますね………って細かすぎだろ

これどうやって表現してるんですかね?夕方で天気が悪い日の表現としてはかなり正確だと思うのですが、雪に太陽光の反射のパラメーターを設定してなんかやってるんでしょうか。

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これは夜中1時頃、雪は降り続き、空は暗くなったものの霧が晴れた状態ですね。いわゆる雪というと、こういう表現が多い*7のですが、ここまでの流れを踏まえるとかなり空気感に説得力があります。

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そして朝。夕方に比べると空気が澄んでるけど、まだちょっと天気が悪い、そんな感じです。

 

他にも20枚くらい間の時間に画像を撮ったのですが、今回は分かりやすい写真を主に紹介しました。ゲームを既に持っている人は是非自分で眺めてみてください。

 最後に、晴れた時の様子を紹介します。

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うーん、反射の美しさの再現度が高すぎる

雪は白いので、朝とかに晴れてるとかなり地面が眩しくなります。

まあ、イメージ画像をあげればこういうの↓なんですが、このゲームのグラフィックは、光の反射をちょっと大げさに表現してるからこそ空気感にリアリティが出てる感じがしますね。

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Alois GrundnerによるPixabayからの画像

・おわりに

 今回はずいぶんと長々と語った記事になってしまいましたが、後編はしっかり読み応えのある形になる予定ですのでお楽しみください。「何もない場所の美しさ」の話になると思います。

 最後に改めてまとめると、ゲームというものの長所の一つは、プレイヤーの行動によって何かを体験できることだと思います。botwは、自然環境という一見背景に近いものにおいても、その長所を生かした体験をとても高いクオリティで与えてくれるゲームだと思います。

それでは!

・おすすめコンテンツ

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド | Nintendo Switch / Wii U | Nintendo

依頼を受けて、動物に餌を与えてみた【猪、牛、狼、狐 編】(ドリルカラマリ* ゲーム動画ch *)

・注釈

*1:図鑑専用のテキストがある動物は47種。それ以外は料理素材などとして使われる虫や魚など。

*2:DLC追加分を含めず

*3:乾燥した場所にはアオハサギ、湿気がある場所にはモモイロサギが生息すると書かれていますが、実際には両方同時に見かけることも多々あります。具体的に生息地がどういう風になってるのかは誰か調べて欲しいです。

*4:

なぜ北朝鮮は野鳥の楽園になったのか? - GIGAZINE

Why North Korea is a safe haven for birds - BBC News

*5:https://www.nintendo.co.jp/zelda/voice/06.html

*6:雪の動きでいえば、この動画https://youtu.be/pbfqke3N22Yの方が分かりやすいと思います。ただ、これは(視野が広い)デモのカメラなのに、画面上の全ての雪が凄く明確に動いていて、厳密に言えば嘘つきな表現ですね。

*7:実際、写真素材を調べると吹雪でも、わざわざ視界が悪い時に撮った写真は多くないんです。

2020年の今こそムジュラを本気で布教する記事を書きたい

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・導入

 はじめまして、気分中一です。

 今日は僕が大好きなゲーム、「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」を紹介…というか布教します。

このゲーム、丁度一か月くらい前に20周年を迎えたという古い作品なんですが、とにかくインターネット界隈では古の時代から今まで、絶大な人気を誇るんですよね。例えば、2007年からニコニコで実況してる方がいたり*1、2019年になってトレンド入りしたり*2……… ゼルダシリーズの他の作品に比べて人口は多くはないものの、遊んだ人に強烈なインパクトを与える作品だと思います。

 最初に言っておきますと、原作は2000年に64(64DD)で、リメイクが2015年に3DSで出ています。僕は3DS版が出たときに購入して、そちらのみプレイしています。

ポケモンみたいに別物になるような感じではなく、単純に操作を3DSに合わせて、細かいところを遊びやすくしたものなので基本的に3DS版で全く問題ないと思います。

(現在のところパッケージの新品はほぼ在庫が無いので、DL版をeショップで買うか、もしくはたくさん売ってる中古を買うのが良さそうです。)

・どんなゲーム?

 主人公(リンク)は旅の道中、三日後に月が落ちて滅ぶ不思議な世界に迷い込んでしまいます。主人公はその三日間を何度も繰り返すことでループを脱出する方法を見つけていきます。(時間を巻き戻して最初の日に戻ることができるのですが、その時に住民の記憶やダンジョンの仕掛けなどは全て元に戻ってしまいます。)

 

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画面下には常に時計が表示され、衝突間近にはカウントダウンが始まります。

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住人は一人一人、日にちや時間によって行動や台詞が変わっていきます。

さらに、この世界はリンクが仮面やお面をつけることで、様々な能力を使ったり、住人からいつもと違う反応を得ることができるのが大きな特徴です。そこから新しい情報や、住人の隠された秘密を知ることも攻略で重要になっていきます。

 つまり、このゲームは時間を操り、そして仮面を被ることで世界の謎、そして住人の新たな姿を探ることで進んでいくといえるでしょう。

・3日間の世界を生きる人たち

 そんな感じで世界を救っていくアクションアドベンチャーなんですが、このゲームにおいて最も素晴らしいのは、やはりサブイベントの圧倒的なレベルの高さでしょう。このゲームでは、登場するNPC(操作する主人公以外のキャラクター)のほぼ全てに、何かしらの意志による行動、あるいは性格、時間によって変わる反応などがあり、それぞれの人たちが異なる思惑のもとに生きています

 例えば、最大の街であるクロックタウンでは3日後(月が落ちてくる日)に始まるカーニバルの準備が進んでいます。そこでは、月が落ちることを信じずカーニバルを開催したい人たち、中止を推し進める人たち、カーニバルの日に約束をした人、避難を決断する人、そして落ちてくるのは知っているのは知っているけど諦める人………などがいるのです。(他にもたくさん)

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開催を巡って、終わらない会議が行われています。

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宿屋「ナベかま亭」では様々な人たちが交わります。

サブイベントでは、色々な人たちの悩みを解決したり、しあわせにしたりします。その中には、単発の小ネタのような依頼から、3日間全てを使わないといけない依頼も あります。

これらのイベントを通じて、プレイヤーは確実にNPC一人一人がどのように生きているか、どのような関係を知ることができます。でも、それだけでなく、ここにはずっと変わらない、人の本当の姿、感情の様子そのものがまとまっていると言っていいでしょう。*3リメイクが発売されて僕がこのゲームを初めてプレイしたのが5年前、ゲームの発売が20年も前ですが、先日プレイしても全く古さを感じませんでした。

 一般にゲームのサブイベントというのは、小さい物語が一杯集まったもの、という印象でしょう。このゲームでも基本的にはそうです。でも、このゲームのそれは、間違いなく集まって一つの"作品"を作っているといえるのです。それに、この作品がどういう事を言いたかったのか、はしっかり明確に明らかにされます*4

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役に立つか分かりませんがイメージ。

このゲームでは自分が誰かに干渉して助けた結果、あるいは助けなかった結果を見ることができます。また、3日間を一周するだけでは全てを解決できないようになっているものもいくつか存在しています。さらに、イベントではないけど特定の手順を踏まないと聞けないような台詞も一杯あります。

それらは別々の"物語"だけど、でも同じゲームに含まれたシナリオだから、一つの"作品"だと言えるのです。

これはゲームじゃないと絶対できない、更にこのゲームでなければ難しいことだと僕は思います。「この人って実はこんなこともしてるんだよね」とか、「もし自分がこの人と出会わなかったら…」というのを自分自身*5の体験として、両方とも「あったこと」として体験できるのが良いところだと思います。

・ここすきポイント

 そんな訳で、このゲームから個人的に好きな場面をネタバレ無しで簡単に紹介します。まあ、プレイした方からしたら結構ベタかもしれないけど、やっぱり分かりやすいし…

・月が間近に迫った時(残り6時間~)

 月が落ちてくる6時間前、「最期の夜」になると時間のカウントダウンが始まり、全てのフィールドが不気味なBGMに変わり、色々なことが起きます。やっぱりここに色々な人の様子が詰まってますよね。流石にこの時間になると街にいる人はかなり少なくなるのですが*6この時間になって初めて挙動が変わる人も結構多く、なんだかある意味リアルに感じられます。ずっと同じセリフしか言わなかった人たちが思い思いの気持ちを話したりするのがやはり印象的です。

兵士たちの台詞はやっぱり自分で見て欲しい。

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・マニ屋

 CERO:Bになった主な理由ですね。

 サブイベントという位置づけではありませんが、特定の時間に発生するNPC同士の会話です。こういうのもこのゲームには結構多いんですよね。

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今見るとまず、丁寧に振り仮名が振ってあるのが面白い。

※故買…

盗品であることを知りながら買うこと。*7

※善意の第三者

法律上関わりのある当事者間に存在する、特定の事情を知らない第三者

[補説]例えば、甲の所有物を乙が盗んで丙に譲渡した場合、盗品であることを知らなければ丙は善意の第三者であり、乙の共犯者とはみなされない。*8 

とにかく言葉力(ぢから)が強い台詞が多いんですよね。

 ・ざっくりまとめ

・2015年に3DSで移植リメイク出てます。アクションアドベンチャーです。

・月が3日後に落ちる世界で、3日間を何度も繰り返していき脱出します。

・仮面やお面で新しい能力や住民との交流が生まれます。

・とにかくサブイベントが凄いゲームです。住人それぞれに思惑やエピソードが詰まってます。

・誰かを助けた時、助けなかったときの結果や、ストーリーのそれぞれの場面での住人の気持ちなどを自分で好きなように見られるゲームの良さをとてもよく生かしています。

・おわりに

 こんな感じです。

 「これだけネットで有名なゲームなんだし、自分が書かなくても誰か書いてるでしょ!」と思ってこの記事を書いてなかったんですが、リメイクが出て盛り上がった2015年の時点ではまだ、ネットで「布教」っていうのがそこまで多くなかったんですよね。当時の記事は、良い点と悪い点を列挙したカタログwikiのようなレビュー記事ばかりで時代を感じました。

 そんな、一昔…というか原作はかなり昔のゲームではありますが、今も全く劣らない魅力を伝えられていれば嬉しいです。

 こう言うとちょっと難ですが、こう何かが大変な時に改めてプレイすると、かなり心が動かされるものがあると思いました。

・リンク

関連記事

kc1game.hatenablog.com

2022年に新しく書いた記事です。

 

基本的なシステムの話とかは大体ここにまとまってるので良いかなと思ってあまりしませんでした…

youtu.be

www.nintendo.co.jp

やや難しいゲームとはいえ、ヒント(答え)も見れるし、今どき広義の3Dゲーム(マップが立体になってるゲーム)を一度もやった事ないって事はあんま無いと思うのでなんとかなると思います(自分も初めての3Dゼルダでした。)

・注釈

*1:ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 実況プレイ その1 - ニコニコ動画

*2:どっちも自分の界隈の話ではあるのですが。https://youtu.be/hVrlxL3muSA

*3:そこまで書いちゃって良いのかなとも思いましたが、リメイクのCMで言ってたし良さそうです

*4:中学でやった時にはあまりそこが理解できなかったのですが、今見たら凄く親切に言われてました。

*5:プレイヤーと言ってもいいし、ゲームの主人公といってもいい

*6:町兵によればそもそも一般の人たちは1日目の前から大半は避難してるらしいです。ゲームには当然何かしらの省略があるのですが、「町に残ってる人は普通じゃないから、主人公が出会うのは何か事情や思惑を持った人ばかり」というのはかなり美しいやり方だと思います。

*7: 

故買(コバイ)とは - コトバンク

*8: https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%96%84%E6%84%8F%E3%81%AE%E7%AC%AC%E4%B8%89%E8%80%85/ 

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